シュンク・ジャパンの自動化アプリケーションキット「2D Grasping-Kit」のご紹介

このたびシュンク・ジャパン様よりリリースされた、AIを活用した自動化アプリケーションキット「2D Grasping-Kit」をご紹介いたします。

「2D Grasping-Kit」は、カメラシステム、用途に応じたグリッピングシステム、そして SCHUNK が開発した AI ソフトウェアがインストールされた産業用 PC(SVC)から構成される、位置や方向が定まらないワークを把持するためのアプリケーションソリューションです。これにより、対象物の確実な検出、最適な把持点の算出が可能となり、プログラミングや画像処理の予備知識は必要ありません。

製造業界では人手不足が大きな課題となっており、企業は生産工程の自動化を推し進めていますが、特にロボットによる部品ハンドリングについて、大きな課題に直面しています。部品把持のための正確な位置決め用にカメラシステムが必要な場合、多くの企業は限界にいきあたり、自動化を行うために社外サービスプロバイダーに依存せざるを得なくなります。

この問題に対処するために、SCHUNK は、迅速でコスト効率の高い、わかりやすい自動化を行うアプリケーションキット「2D Grasping-Kit」を発表しました。キットはレンズ付きカメラ、産業用PC、SCHUNK AIソフトウェアなどで構成されています。自動化は複雑な作業ですが、人間の作業員にとっては単調で面白みの無い作業に対応するソリューションがついに登場したのです。

2D Grasping Kit により、多くの企業が簡単に自動化を開始できます。
● 使い勝手の良いウェブインターフェースを採用しているため、訓練を受けていないスタッフでも半日以内に指導を完了できます。
● 難しい部品(柔軟性のあるものや反射率の高いもの)でも、AI を使用することで非常に簡単かつ確実に検出することが可能です。
● SCHUNKのAIソフトウェアは、アプリケーションを可能にするだけでなく、システムの使いやすさとバックグラウンドでの動作がスムーズです。

このソフトウェアにより、多くの生産工程、特に生産機械での単調な仕分け作業や、ロジスティクスとのインターフェース(オーダーピッキング)が、最小限の労力かつ高い信頼性で自動化できるようになりました。
詳細はシュンク・ジャパン様のwebサイトでご確認ください。

https://schunk.com/jp/ja/zi-dong-hua-ji-shu/apurikeshonkitto/2d-grasping-kit/c/PGR_6516

ご興味がある方は、東京ベルトまでお問い合わせを頂けますよう何卒お願い申し上げます。

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